事務所の防寒対策をしました。
事務所は古い建物なので、窓は二重ガラスとかじゃありません。
そして、壁に縦に大きな穴が開いていて鉄骨が丸見えになっていました。
はぁ??
鉄骨が見えてる???
欠陥工事??
それとも、ものすごくボロい建物??
と、思いますよね。
でも、そうじゃないんです。
建物や内装は古いながらにしっかりしています。
電気やら電話やら光回線やらを引き込んだ際に
その鉄骨の柱がある空間を利用して
下の階に向けて配線したようで、
その作業をするときに壁を一部取り除いて、
取り除いたところが修復されずに
そのままになっていただけなんです。
やっぱりダメじゃん!
と思う方もいらっしゃるでしょう。
でも私は、事務所を借りる前にその穴もちゃんと見て、
事務所として使用するのに問題ないと判断して、
納得したうえですので、問題ないんです。
話がそれたので戻しますが、防寒です。
事務所がもう、とっても寒いんです。
特に足元が冷えるので、冬場の午前中は
室内用のふわふわブーツを履いて、
腰から下に毛布をぐるぐる巻いて、
足の下に分厚い発泡スチロールの板を敷いて、
それでも寒くて、我慢しながら仕事をしていました。
でも、これだと動くのが億劫になります。
ちょっと立ち上がって動くと、
また毛布を巻き直さないといけない。
それが面倒だから、動かない。
これではいかん、根本的な対策をしよう!
ということで冷気が侵入してくるところを探ると、
案の定、窓と壁の大穴でした。
仕事をしている部屋には窓が2面と大穴が1個あります。
片方の窓は採光できなくても問題ないどころか
陽の光が差さないほうが都合が良いので、
断熱材でピッタリ塞ぎました。
もう片方の窓は、光が通るように
透明のポリカーボネート板で二重窓にしました。
大穴は、遠慮なく断熱材で蓋をしました。
隙間があるとそこから冷気が入ってくるので、
できるだけ精密に寸法を合わせて丁寧に作業しました。
こういう、丁寧に丁寧にする作業って好きなんですよねー。
厚さ3センチの断熱材を切るときに、
カッターナイフの刃を垂直に維持する工夫とか考えるとワクワクします。
それはさておき作業の翌朝、つまり今朝は氷点下になるかという寒さでした。
果たして、事務所の気温は・・・?
寒くない!
いや寒いのは寒いのですが、腰に毛布をまかなくても
過ごせるくらいに暖かくなっている!!
効果は絶大でした。
さらに、戸外から聞こえてくる雑音の音量が
かなり小さくなったという副次的な効果もあり。
時間はかかりましたが、意義のある作業でした。
やっぱり、根本的な解決って効果がありますね。
毎回いちいち対処する手間も省けますし、
気持ちもなんだか楽になるようです。
寒さに困っている方は、窓の防寒を検討してみてください。
あと、壁の大穴の対策も。